no-img

僕は26歳のときにギターを始めた。はじめて買ったギターは「History」のストラトタイプ。


少し長くなるが、バンドを始めたきっかけからギターを始めるまでについて書きたい。


元々バンドを始めたのは15歳ぐらいのことだ。

僕は14歳から高校卒業の17歳までをパリのインターナショナルスクールで過ごした。


転校から数か月後、学内にあった日本人バンドのボーカルが日本へと帰国することになり、ボーカルのポジションが突然空いた。


それまで日本の中学では野球に熱中していたが、パリに行ってからパンクロックに出会い、一気に文化系へと変わった。その矢先のボーカルの空きである。


転校する前まで坊主だった僕は、勇気をふりしぼってボーカルに立候補。もともと音楽の授業などで歌うのは好きだったのだ。


スケーターファッションに身をつつむメンバーたちにその意思を伝えるのはとても緊張したが、そこからボーカルを担当することになり、バンドライフがスタートした。


あの決断が今にいたるのだから、あのとき手をあげて本当に良かったと思う。


その後、ギタリストの転校を機に楽器のパート替えを行った。

僕はベースを始め、卒業するまでベース・ボーカルを担当することになる。当時のあこがれのバンドは「Hi-Standard」だ。


そして、高校を卒業後に日本へと帰国。転校したギタリストも帰国し、高校の頃と同じメンバーで「Stolen Notes」というバンドを組み、オリジナル曲の制作を開始する。僕は再びボーカルに専念した。


作曲者と一緒にメロディーと歌詞を作っていたが、はじめてのオリジナル曲はとても楽しく、ライブハウスでの演奏に興奮した。


「Stolen Notes」は2003年から2006年頃まで活動し、みんなの就職を機にやむなく解散、というか活動を休止した。手前みそだが、いいバンドであったと思う。


こんな感じでオリジナル曲を作る楽しさを知った。

ギターを始めるのはその約4年後のことだ。


その2へ続く)



蔵枡卓史
Vocal, Guitar